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お知らせ
コミュニティキッチン
2022/09/07

「ちがう」を楽しむ社会へ。国際交流の新拠点BORDERLESS STATIONがスタート

皆さまこんにちは!ボーダレスハウス 代表の李です。

2008年の事業開始以来、国際交流シェアハウスを運営してきた私たち、ボーダレスハウス。長く続くコロナ禍において少しずつ海外渡航とリアルな人との交流が再開されてきた今、“異文化理解・多文化共生”への新たな発信と交流の拠点となる場づくりをスタートします!

新しいプロジェクトについて

◆社会課題へのアプローチ

外国人観光客の増加や雇用の拡大により、“外国人が家を借りられない”という問題は少しずつ改善してきています。しかし、この問題の根本的な原因を考えてみてほしいのです。それは、“外国人は自分たちと違うから”という人々の偏見意識から来るものだと私は考えています。

その偏見をなくす確かな方法の一つは、当事者とかかわる経験です。人とのかかわりを通じてお互いの価値観の違いを知り認め合う、すなわち相互理解を育むことが重要なのだと思っています。


私たちボーダレスハウスは、今まで“相互理解を育む場”として共同生活という経験を提供してきました。また地域住民の方にも交流機会をと、入居者さんたちと地域とのかかわりづくりも積極的におこなってきました。

そんな“住まい”の次に取り組みたいのがまさに今回のプロジェクトです。
ちがいをリスペクトしあえる多文化共生社会づくりに必要なものは、その“ちがい”をまずは知ること、そしてその“ちがう”と直接かかわること。その体験が必要だと考えます。

私たちは新たに、様々な違いを知る機会として発信拠点を作ります。そして同時に異文化にかかわるコミュニティも作っていきます。
それが新プロジェクト、BORDERLESS STATION です。

拠点となるのは東京浅草橋

コロナの影響で廃業してしまったゲストハウス&カフェBARの建物を借り受け、2階からはシェアハウス、1階をこのプロジェクトの拠点として活用します。建物に新しいコミュニティを吹き込み、私たちの気持ちと共に建物の再生もコロナ禍からの再起をかけたチャレンジといえます!

2階からのシェアハウスの情報はこちら>>

BORDERLESS STATIONのコンセプト

始動するコンテンツは、大きく分けて二つです。
まず一つは、“知る”をテーマにした放送局としての活動。発信アクションとしてスタジオを作り、多様性についてさまざまな発信をおこなっていきます。
そしてもう一つは、ラウンジスペースを活用した交流の場づくり。異文化を知り、“ちがう”とかかわるきっかけとなるさまざまな企画を運営していきます。

①多様性をテーマにした発信アクションとなる放送局(ステーション)

テーマは“知る”ことから始めよう!
当事者のバックグラウンドやストーリーをベースにして、多様性や異文化理解への気づきとなる放送チャネルを運営していきます。

ラウンジに面したラジオブースで、参加者を募ってのイベントスタイルでの収録や発信も可能ですので、活動家さんやコミュニティの新しい発信の場として活用していただきたいと思っています。

また、異文化や多様性について当事者のストーリーなどを届けながら、“マイノリティ”や“自分らしさ”などに悩む若者たちにも、自分の価値観をアップデートしていけるきっかけを届けられたらと思っています。

②異文化理解・交流テーマ型のBAR

リアルな場での“かかわりと語りあい”。
当事者とかかわることで、より深く理解し興味関心や共感へのつながりが生まれる場をBARスタイルで作っていきます。

シェアキッチンとなる水曜と木曜は、コロナ禍で大打撃を受けた飲食業界で、それでもなお自国の料理を届けようと頑張る外国料理店さんがパートナーとなり運営します!

“食”から知る楽しさ。異文化との接点の入り口として外国料理シェフに活用してもらうシェアキッチンです。現時点では、アルゼンチン料理のお店の出店が決まっていて、もう一日分は絶賛募集中です!

金曜と土曜は、私たちボーダレスハウスが運営するダイニングバーです!
いろんな国の料理や飲み物を楽しめるお店としてベース運営しながら、多様性や多文化をテーマにしたコンテンツも入れながら楽しく運営していきたいと思っています。
例えば、
金曜は多文化共生への活動団体やコミュニティが運営に加わっていただき、その活動をシェアしたり社会について考えるセッションなどをしたりして語らう場を作っていきます。

そして、土曜はボーダレスハウスの多国籍な入居者さんたちと共に。
いろんな国の文化や価値観に触れるコンテンツやワークショップも交えて新しい価値観に出会える場を作っていきます。

ちなみに、ダイニングバーのメニューは、世界の台所探検家として活動する 岡根谷さんにメニュー監修いただき、ほかでは食べられない“世界のおつまみ” も提供していきます!

岡根谷さんの活動の様子はこちら>>>

さらにさらに!
ボーダレスハウスのスタッフや入居者さん、パートナーと共に、地域住民の方々とのかかわりを持てる企画もおこなっていきます。

これらのコンテンツをベースに、どんな人でも気軽に関われて、“ちがい”を知りかかわる機会を持てる場を作っていきます。

クラウドファンディングからのスタート

提供者と顧客 、よくある飲食店 というビジネス的な関係性ではなく、共感してくれる方、想いをともにできる方たちと共にコミュニティとして取り組んでいきたい、ぜひいろんな人に“活用していただく”場にしたいと思い、クラウドファンディングをスタートすることに決めました。

プロジェクトページはこちら>>>
※2022年9月で終了いたしました。

これまで培ってきた、相互理解を育む場としてのシェアハウスによるアプローチに加えて、このBORDERLESS STATION (略してBステ)という新たなコミュニティアクションをここで成功させ、その後にはたくさんの地域に展開していきます!

ぜひみなさんの応援よろしくお願いします!